私たちの理念と役割
「土壌をつくる水へ」
土壌菌が活性化する水に改質する技術で
様々な現場課題を解決します。
自然と文明の
循環共生社会の実現
SDGsという言葉が聞き慣れて久しくなりました。
21世紀に入り、デジタル技術の進化に伴って、
人々の生活は飛躍的に豊かになりましたが、
しかしその一方で、気候変動、エネルギー不足や食糧不足など、
文明社会の基盤を揺るがすリスクが見え始めています。
このような現代を生きる人類は、
次世代を見据え今何をすべきなのかを日々問われ続けています。
私たちは、文明社会を築いた人類の叡智を踏まえつつ、
自然の営みを今一度見つめ直すことで、
この危機を乗り越えられると信じています。
一次産業再生の要となる技術
現代における様々な社会課題の中でも、
私たちは一次産業の再生が最も重要と考えています。
物価低迷の中で肥料や飼料コスト増に挟まれながら、
厳しい出荷基準をクリアし良質な食料を生み出し続け、
経営を継続させるには想像を絶する努力があります。
一方で、そうした過酷さについて行けず、
残念ながら廃業されてしまう事業者が増えていることも
また事実です。
私たちの技術は、一次産業の現場負荷を軽減し、
少ないコストで生産性を最大化する上での選択しの一つに
なりたいと考えています。
土壌をつくる水へ
弊社の創業者である惣川修の経歴は少しユニークかもしれません。
映像制作会社「グループ現代」の創業メンバーとして、
自然と文明の間をめぐる様々な現場を取材してきました。
その中のひとつに、腐植物質による土壌生成理論を提唱した
故 内水護理学博士への取材があります。
内水博士の理論を基礎としながらも、
良質な土壌生成における「水」の重要性に着目し、
資材やエネルギーを使わずに
良質な土壌環境を作る技術の開発を目的として
弊社を創業いたしました。
創業後、10年以上の研究開発を重ね確立した水処理の仕組みが
弊社の製品シリーズの根幹となっています。
安心な暮らしの水へ
弊社の技術の本質は、
腐植系の微生物が棲息しやすい環境を作ることにあり、
活性汚泥法における曝気槽内での
有機物分解を促進する機能を持ちます。
創業時は工場排水や畜産排水の処理現場での活用から
始まっておりますが、
塩素消毒なく腐敗系の菌の増殖や酸化を防止する機能もあるため、
一般家庭や病院、保育園、旅館施設の上水道処理にも
ご活用いただいております。
これまで養鶏場、養豚場等、畜産業者にとどまらず、
一般家庭、病院、保育園、旅館、飲食店など、
3000以上の多くのお客様にご導入いただいて参りました。
これからも安心安全で快適な社会生活の提供に
尽力して参ります。